Vol.0502

前年のJAFカップ以来沈黙を守り続けた南関東後掻連合。巷では南後連は解体したのでは?との噂も出ていたが我々は遂に彼らを発見した。

05年シーズン開幕となったのは2/13(土)、会場は快晴の筑波サーキットTC1000。遂に彼らは姿を現した!!
会場には、ドライバー→作ったスーツはなかなか袖を通さない不顧問、某所より35分総長、最近はすっかり肉食を嫌うえろさま、タナカちゃん。
監督/オーナー→てりー、メカ→“しあわせ?”と問いただすまくらたまむし。サポートにちくちくわかな、気合のたまき、唯一無二のスタータキット購入者てらお、レポーターそうちょうなどなど。。。まさに南後連総力を挙げての参戦となった。

我々は朝の準備に忙しい彼らに取材を申し出た。
取「総長、今までの沈黙はいったいなんだったのですか?」
総「我々は競技をネタにする劇団員、いや構成員だからね。競技がない間はしのぎにいそしむのさ。」
取「内乱が起きたのでは?との噂もありましたが?」
総「内乱?がっはっはっは。義理と人情で動く我々に何故にそんなものがあるのだね?」

取「ところで何故軽耐久なのでしょうか?しかもFFで?」
総「面白いからさ。」
取「はぁ。。。。」

取「今回の意気込みは?」
総「監督はクラス4位と言ってるがね。出るからには勝つのが我々さ。」

そう言って再び準備に戻った総長であった。彼らのトレードマークであった赤絨毯に金看板のない南後連、今年の彼らは何かが変わったようだ。

                        



取材を終えた我々はなんと衝撃の瞬間を激写した!!
                               
なんとスーツのワッペンを自分で縫う、総長。今まで彼のそんな姿を見たことがあっただろうか?いや、ない。




遂に予選が始まった。
予選は20分。彼らは意表をつく作戦に出た。なんと20分で4人全員を走らせたのだ。
ほんの数周、しかもほぼ初ドライブのクルマで確実にタイムを出すとは流石はジムカーナドライバー。
そして予選はクラス3位で通過。

決勝前に我々はスタートドライバーであるえろさまに意気込みを聞いた。
取「えろさま、予選3位、しかも南後連トップタイムおめでとうございます。」
え「きみたち、仮にも予選3位、南後連1位の私に向かってえろさまとは何事だね?あぁ?」
取「す、すみません。」
え「で、なんだね?」
取「今日のポイントは?」
え「まースタートドライバーだからね。ムリせずスグにはイカかないようにするさ。」
取「スグにはイカないとは?」
え「スグにイったらもったいなだろ?そーゆーことだ」
取「はぁ。。。。」
取「えろさま、ありがとうございました。」
え「おう!」

カレの本性を見た瞬間だった。


さて、決勝。
スタート前、コース内にて最終チェックを行い、スタートを待つ緊張の瞬間だ。


走行中のレポはチャレンジャー関東HPにて。

えろさまから第2ドラ、不顧問へ。

やるからには全開で!が彼らの基本だ。

そして、3h耐久ゴール!クラス2位!!初出場でこの成績とはまさに快挙!!
そして、ゴールと同時に不顧問の羽田トライアルがスタートした。

取「総長、クラス2位、おめでとうございます。」
総「うむ。ありがとう。優勝はできんかったのが心残りだが初出場2位とはまずまずの出だしだな。」

そして表彰式、1位よりも目立つ南後連に我々は脅威を感じた。今年の彼らには目が離せない。